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2007年8月11日 星期六

黑色主張

顛覆傳統,黑色的日用品越來越火紅 

衛生紙、砧板、綿棒…、這些日常用品簡直就是「白色」的代言者,無了白色之外無法想像會有其他顏色代替。但是最近日本市場上,「黒色」商品一個接著一個問世。隨著黒醋與黒芝麻等黑色食品的走紅,黑色商品儼然成了一股潮流。
來自葡萄牙的黑色衛生紙6個要價日幣1890円,6月才在日本上市沒幾天就完全銷售一空。根據進口商的說法,除了黒色之外,還有紅色、綠色、橘色等4種顏色,但還是以黑色賣的最好。
黑色主張,除了高級感之外,同時提供白內障患者實用性。例如在黑色砧板上切豆腐,決不會將白色的砧板和白色的豆腐一視同仁了。



高級感

  欧州の富裕層 の人気を集めるそのラグジュアリー感にほれ込んだのが、東京と北九州を結ぶ航空会社、スターフライヤー。黒の機体と革張りシートで高級感を打ち出す同社に とって、「唯一手つかずだった化粧室のイメージにぴったり」7月限定で機内の化粧室に採用すると、乗客の反響は大きく、準備した300個は あっという間に姿を消した。 

実用性

 京セラ(京都市)の「黒いまな板」は、「従来のまな板では大根や豆腐など白い食材 が見えにくい」という視覚障害者の声から生まれたヒット商品だ。当初は日本点字図書館で扱っていたが、白内障を患う高齢者からも問い合わせが殺到し、6月 に百貨店や量販店で販売を開始。キッチン用品でもデザインにこだわる男性客の購入も多く、これまでに約1万枚を売り上げた同社は急遽(きゅうきょ)増産態 勢に入った。

 文字通り“黒の力”で一気に売り上げがアップした商品もある。口腔(こうくう)関連メーカー、ジャックス(大阪府東大阪市)の歯ブラシ「フレッシュブラック」は、白金などの微粒子を練り込んだ黒の特殊毛を使うことで水だけでも歯垢(しこう)を効果的に除去できるという。

 「白やパステルが常識の商品で、黒い歯ブラシを口に入れることに消費者は抵抗感があったのかもしれない。失敗に失敗を重ね、白い柄の部分をブラシと同じ黒に変えると、売上本数が1000倍になった」と、想定外の数字に担当の米田隆文さんは驚く。

 小林製薬も3月、若い女性向けに発売したおりもの専用シート、サラサーティ「SARA・LI・E」に、異例の黒いパッケージを採用した。「売り場では目立つのに、おりものシートとは思えない色遣いのためレジまで手に持つのが恥ずかしくない」(広報部)画期的な商品だ。

インパクト

 ドラッグストアの店頭で定番化しつつあるのが、黒い綿棒。岐阜県高山市に本社を置く平和メディクが業界初の黒い綿棒を発売したのは平成15年2月。ガーゼやマスク、脱脂綿など衛生用品を製造する同社にとって、黒はまさに異質な存在だった。

 「黒は白よりも汚れが目立つし、営業マンの話題作りにもなると企画したが、『白一色の工場に黒を持ち込むな』と反対する工場を説得するのに苦労した」と、商品開発に携わった東京営業所の片桐正英・営業部長は当時を振り返る。

 今では年間約100万個を出荷する人気ぶりに、片桐さんは「人前には出せないほど耳垢(あか)がよく見える機能に加えて、色のインパクトも大きかった」と話す。

  財団法人日本ファッション協会流行色情報センターの大野礼子さんは、「そもそも黒には、白と同様に周囲の色を引き立たせる効果がある」と指摘。黒酢や黒ゴ マ、黒豆など食品の黒ブームが日用品にも広がりを見せる背景について、「プチバブルともいえる好景気もあって、日用品の分野でも黒が醸し出す洗練された高 級感や存在感が好まれているのでは」と分析している。


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